補聴器
難聴を正しく理解しましょう
あなたの身近には難聴の方がいらっしゃいますか?
難聴とは決して特別なものではありません。
加齢による聴力の低下は誰にでも起こる問題です。
まず、難聴について正しい理解と知識を身につけましょう。
難聴を自覚することができない4つの理由
難聴は徐々に進行することが多いため、聴力が低下していることをはっきりと自覚しにくい。
聴力の低下は、視力の低下と違って、日常生活の上で大きな支障となりにくいため、放置されがちである。
難聴であることは外見上ではわからないため、周囲から指摘されることで気が付くというケースが少ない。
聴力の低下を認めることは、「年寄り」イメージに直結するという先入観があるため、自覚しようとしない。
補聴器を選ぶには
補聴器の取り扱い店に行ってみましょう
まずは、住まいや職場の近くの補聴器販売店に足を運んでみましょう。
最初から「補聴器を買うんだ」と意気込まずに、「どんなお店か見てみよう」、「どんな補聴器があるのか見てみよう」といった気軽な気持ちでお店を覗いて見て下さい。
できれば、一人で行くよりも家族や友人と一緒の方が、お店のスタッフと話をする時も聞き漏らしたりすることがなくなるので安心です。
補聴器店を選ぶポイント
ただ、補聴器を並べているだけではなく、補聴器の知識をしっかり持っているか、話を親身になって聞いてくれるかどうかが大切です。
特に「補聴器は初めて」という人の場合は、気兼ねすることなく気軽に色々と相談できそうかどうかという点は、非常に大切です。
販売店とは補聴器を購入した後も長く付き合うことになるので、通いたくなるお店かどうか、立地や休業日、営業時間なども含めて通いやすいお店かどうかということを考慮してお店を選ぶといいでしょう。
補聴器を試してみましょう
補聴器がどんな風に聞こえるのか、自分の役に立つのかどうか。
補聴器について知るためには、まずはとにかく試してみることです。
納得のいくまでいろいろな補聴器を試聴して、自分の耳で聞き比べてみることが大切です。
最初のうちは、違いがよくわからないかも知れませんが、だんだんと自分の好みのようなものが分かってくるはずです。
補聴器店のスタッフと相談しながら自分に合ったものを見つけましょう。
相談してみましょう
少しでも分からないことがあったら、その場でお店のスタッフにどんどん質問しましょう。
自分の聴力に合っているものはどのタイプなのか、予算はどの程度なのか、お店の人と相談しながら補聴器についての理解を深めていくことが大切です。